虐待が欲しかった

＜p＞＜strong＞社会問題化しつつある「教育虐待」の実態に、教育ジャーナリストが迫る！＜/strong＞＜/p＞ ＜p＞「教育虐待」とは、＜br /＞ 「あなたのため」という大義名分のもとに親が子に行う＜br /＞ いきすぎた「しつけ」や「教育」のこと。

＜br /＞ 子どもの限度を超えて勉強や習い事をさせるなど、＜br /＞ 親が過干渉し、結果が悪いと暴力につながることもある。

＜/p＞ ＜p＞「あなたのため」という言葉を武器に追いつめる親と、＜br /＞ 「生きづらさ」を感じて自分らしく生きられなくなった子ども。

＜br /＞ どこまでの厳しさは許されてどこからが教育虐待なのか、＜br /＞ 教育虐待を受けて育つとどうなるのか……。

＜/p＞ ＜p＞気鋭の教育ジャーナリストが壮絶な現場に迫り、＜br /＞ その闇を照らす「救済の書」。

＜/p＞ ＜p＞【目次】＜br /＞ 第1章　「あなたのため」という呪い＜br /＞ 第2章　第一志望に合格しても癒えぬ傷＜br /＞ 第3章　摂食障害や万引きというSOS＜br /＞ 第4章　シェルター保護は女子が圧倒的多数＜br /＞ 第5章　スパルタ教育での“成功”は美談か？＜br /＞ 第6章　理性の皮を被った感情の暴走＜br /＞ 第7章　最凶の教育虐待を生む二つの機能不全＜br /＞ 第8章　結局のところ、親は無力でいい＜/p＞ ＜p＞※本書は2015年に毎日新聞出版から発売した『追いつめる親』に大幅な加筆修正を加えたものです。

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